NPO未来化プロジェクト 佐藤和枝

情報が溢れている昨今は、必要な情報、不要な情報、正しくない情報が、ごちゃごちゃと一色単に頭の中へ入ってきます。溢れる情報の中で、考えをまとめなければならない場面が日常的にありますが、その情報は正しい情報なのか疑うことも重要です。

 

考えをまとめる第1段階は、その情報は事実であるか見極めます。

その方法として、客観的に論じられているか主観的に論じられているか確認します。文章の終わりに「~と思う」と結んである場合は著者の主観です。ですから事実と異なることがあります。

 

次に数字(データ)が使われているかです。

「日本の子供の生まれる数が、年々減少していることは非常に問題です」よりも

「日本の特殊出生率は、令和2年は1,33 令和4年は1,3となり、生まれる子供の数は80万人を割った」にすれば、事実がよりリアルです。

 

「ファクト フルネス」の著者ハンス・ロスリングは「データによる情報は刻々と変わっている」といっているので、数字だからといっていつまでもその数字が正確とは言い切れません。

 

玉石混合の社会を生き抜くには、事実に基づいて世界を見るとことが、人生の役に立つと思います