NPO未来化プロジェクト 理事 中野和久

年の初めに考えてみました。新型コロナに入り2年になります。見る風景が大分違ってみえます。新しい日常を自分でつくることを思い立ちました。

まず、タテ・ヨコ思考です。タテ思考は歴史からみることです。人間がこれまで何をしてきたかという記録は、少なくとも過去5000年分くらいは残っています。この中に参考になる知恵が見られます。

ヨコ思考は、他の国や地域からみることです。日本は島国であり内向きになりやすい特徴があります。閉じた世界の内側だけを見ていると、思考が硬直化、画一化して斬新な発想がでにくいです。まずはタテ・ヨコ思考で自分の軸をつくることをすすめます。

また最近では、コモンとかコモンズとか社会資本、社会的共通資本という言葉が散見されます。これは公共財のことです。公共財はつくる時は、行政が主体ですが、その後の、維持、メンテナンスは、地域の住民の活動が大切です。どこまでも行政に頼らないことが必要です。

一人が1年間に消費する時間は8,760時間。その中で仕事に使う時間は2,000時間です。その他は自分で使う時間です。

 

今年は公共財のメンテナンスに自分の時間を使ってみようと思います。